おうち英語を始めてみたけど、「ちゃんとできてる?」「途中で挫折しちゃう子もいるみたいだけど、うちの子は大丈夫?」と不安ですよね。
今回は、
- おうち英語の失敗、挫折の原因
- おうち英語の失敗、挫折する親の特徴
- おうち英語を成功させるためのやり方、工夫
- 英語を拒否されたときの対策
を紹介します。
この記事を読めば、おうち英語を失敗したくないママ、失敗しないかドキドキしているママたちの不安が取り除かれ、自信を持っておうち英語を進められます。ぜひ、最後まで読んでみてください。
おうち英語の失敗・挫折の原因は?
おうち英語を始めても、途中でやらなくなる子、挫折してしまう子がいます。原因は何なのでしょうか。
失敗の原因に一番多いのが…
なんです。
子どもが興味を持てないような環境
子供が英語を身近に感じられるような環境を作れていない。
子供の興味を引くような環境作りができていないとそもそも「またやりたい!」と思いません。
いつも同じような教材を使う
同じ教材を繰り返すだけになっている。
高いお金を払って買った教材は、何度も使いたくなる気持ちは分かります。
ワンパターンの英語の教材では子供はつまらなくなります。
拒否反応を示す前に色々な教材や英語おもちゃも活用しましょう。
完璧を求めすぎて、楽しんでいない
子供が言った単語や英語の歌を「違うでしょ。○○でしょ」と指摘している。
せっかく子供が真似してみようと思ったのに、間違いを指摘されては楽しくありません。
口を出したくなる気持ちはわかりますが、見守ることを意識しましょう!子どもから聞かれたら教えてあげるというスタンスでいることが大事です。
おうち英語を失敗したママの話
おうち英語を始めて、最初のうちは、英語のアニメや動画を楽しそうに見ていました。
子供に飽きさせないように、色んなアニメを見せたり、音楽を流したり、英語の絵本を読み聞かせをしていました。
しかし、次第に英語には興味を示さなくなり、ついにはやめてしまいました。
何がいけなかったんだろうと思い、おうち英語を続けているママ友に相談してみました。
おうち英語を続けているママ友は、積極的に英語のイベントに参加したり、海外の文化に触れられるようなイベントに参加しているようでした。
ワンパターンの学習方法で失敗してしまった例です。
一方、おうち英語が続いているママは、イベントに参加し、英語でコミュニケーションをとる機会を作っていたようです。
「もっと英語を話したい!」「話せるようになりたい!」と子供に思わせるようなきっかけ作りが、おうち英語を成功させます。
おうち英語の失敗・挫折する親の特徴
おうち英語の失敗・挫折する親の特徴を見ていきましょう。
子どもに多くを求めすぎ
親が「英語で会話ができるように」「英語の成績が良くなるように」と子どもに多く求めすぎると失敗してしまいます。
失敗した親の多くは、英語をやらない子供を責めてしまい、いつまでたってもできない子供を怒ってしまいます。
子供は親に褒めてもらうことが大好きです。
常に目標は低く設定し、子供の「できた!」と積み重ねてあげましょう。
責任感、義務感が強くなっている
「子どものために教えてあげないと」「毎日続けないと」と親の義務感が強いと失敗してしまいます。
失敗した親の多くは、子どもに無理をさせてまでおうち英語を続けています。
それでは子どもが英語を嫌いになってしまいます。
親が楽しそうに英語を使っていると子どもも自然と親の真似をしてくれます。
日本語がきちんと話せるかは英語にも影響
おうち英語を始めるとき、「早いうちから英語に触れておけば、大きくなった時に英語が話せるようになるはず」「大きくなってからでは遅い」と思っていませんか?
英語を習得するには母語が土台になります。日本語の主語、述語などの文法がしっかり理解できていることが、英語の学習にも影響します。
日本語の文法があやふやな時期に英語の文法を教えると子供は混乱してしまいます。
子供の日本語の理解度合いがおうち英語を進めるときは重要です。
おうち英語の始め方
おすめのおうち英語を紹介します!
- 聞く力を育てる
- 話す力を育てる
- 読む力を育てる
- 書く力を育てる
聞く力を育てる
英語の歌を流したり、子供向けの英語番組やアニメなどを見せましょう。最初に選ぶ歌は、クリスマスやハロウィンなど季節の歌や、わらべ歌などがおすすめです。英語の楽しさを体で感じられるような歌を選びましょう。
話す力を育てる
英語の歌の歌詞やアニメのセリフを声に出してみます。親が歌を口ずさんだり、アニメのセリフの真似をしてみせたりしましょう。
読む力を育てる
英語の絵本やアニメに出てくるアルファベットに興味を持ち始めたら、文字を読んでみます。言葉カードを使ったり、絵本の内容を子供に読ませたりします。この時の絵本も季節やテーマが分かりやすいものを選びましょう。アルファベットやワードが目に入る環境を作ることもおすすめです。
書く力を育てる
お絵描きの時間にアルファベットを書いてみます。書くとなるとどうしても、「英語の勉強」になってしまいます。勉強よりも、アルファベットやワードに慣れることを優先させましょう。アルファベットの文字の組み合わせて遊ぶゲームやアルファベットのアニメなどを活用しましょう。
おうち英語を成功させるための工夫
おうち英語が失敗する原因が分かったと思うので、次は成功する方法を紹介します。
遊び感覚で英語に触れる
遊びの中で英語に触れることで、「英語は楽しい」「すき」と子供に感じさせることが、ポイントです。
英語で、かくれんぼ、だるまさんが転んだ、などをしてみましょう。
すでに、知っている遊びを英語ですることで言葉の意味も分かるようになります。
いろんなバリエーションを用意する
アニメを見たり、音楽を流す、絵本の読み聞かせもおすすめです。
またお絵かきしながらアルファベットを書いてみる、体を使った遊びなど、バリエーションを豊富にしておきましょう。
子供に飽きさせないことが大切です。
声に出したくなるような工夫
最初のうちはアニメを見たり、音楽を聞かせたり、受け身の学習方法からはじめます。
慣れてきたら徐々に声に出して、英語でコミュニケーションをとる機会を作りましょう。
具体的にはアニメの真似をしてみたり、子供に声を出して絵本を読ませたりしてみましょう。
英語拒否された場合の対策
子供におうち英語を拒否されたときは、子供の興味を引くものを選んでいるか、子供のレベルにあったもの選んでいるかをもう一度確認しましょう。
それでもダメなときの対策を紹介します。
英語を身近なものにする
親が英語を話せば、子供は自然と会話を耳にしているため、英語を身近に感じることができます。
英語の絵本やアニメに出てくる料理を作ってみるのもよいでしょう。
身近に感じることで、英語に対するハードルが下がります。
異文化に触れてみる
海外の音楽や文化に触れられるイベントに参加してみましょう。
英語圏だけでなく、色んな異文化に触れてみましょう。
新しい文化に触れ、興味をもつことで、コミュニケーションツールである英語をもっと学びたいという気持ちも高まります。
まとめ
おうち英語を始めたものの「やり方は間違っていないか」「途中で飽きてやめてしまわないか」不安ですよね。
おうち英語を失敗してしまう一番の原因は、子供が英語の教材に飽きてしまうことです。子供がやりたいと思えない環境、同じような教材を使いまわしていると飽きてしまいます。
おうち英語を失敗してしまった親は、子供に多くを求めすぎてしまう傾向があります。子供の将来のために英語は学ばなくてはいけないと、義務感が強くなります。楽しめないと、英語が嫌いな子供になってしまいます。
まずは、子供が「英語は楽しい」と思うことです。興味を持てたら、小さな「できた」を積み上げましょう。
英語ができるようになるには、日本語の土台が必要です。子供の日本語の理解度が、おうち英語を進めるときは一つの指標になります。
成功させるポイント
・遊び感覚で英語に触れる
・いろんなバリエーションを用意する
・声に出したくなるような工夫
子供が英語を拒否するようになった時は、子供の興味を引くものを選んでいるか、子供のレベルにあったもの選んでいるかを、もう一度確認しましょう。それでもだめなときは、英語を身近に感じさせられる工夫をしたり、異文化に触れる機会を作りましょう。
好きこそものの上手なれです。親は子供の「好き」「やりたい」を引き出してあげましょう。