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中学受験にそろばんは役に立つ?何級までとるのかややめどきなどを紹介!

「読み、書き、そろばん」という言葉があるように、「そろばん」は昔からある習い事ですよね。

中学受験の準備として、低学年からそろばん教室に通っている方も、多いのではないでしょうか?

でも、中学受験を目指している場合には

中学受験に、そろばんは役に立つの?

今そろばんを習っているけれど、何級までとるべきなの?

中学受験をする際の、そろばんのやめどきっていつなの?

など、疑問に思う方もいますよね。

この記事では、中学受験にそろばんはどのように役立つのかや、何級まで目指すべきなのか、やめどきなどをご紹介していきます。

私が実際に、そろばん教室に問い合わせをして得た情報もご紹介しますので、中学受験に役立てるための「そろばん」の活用方法を知ることが出来ますよ。

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中学受験にそろばんは役に立つ?

そろばんを習っている子は、計算が得意という印象がありますね。では、中学受験において、そろばんは役に立つのでしょうか。

結論は「役に立つ」です。

中学受験を目指すときに、低学年の間に身に付けておくといいことに、「四則計算の基礎力」があります。

この計算力が、そろばんでは確実に身に付きます。

中学受験塾に入塾すると4年生から本格的な勉強がスタートします。入塾後の授業では、基礎的な計算力があるものとして、授業が進んでいきますので、入塾した際にもそろばんで身に付けた計算力がアドバンテージになりますね。

また、中学受験入試においても、計算のスピードが早いと、文章題を読み解く時間に、試験時間を充てられるので有利になります。

そろばんだけで、中学受験を乗り越えることが、難しいのは事実です。中学受験では計算だけでなく、図形や速さの問題もたくさん出題されるので、その練習も必要になります。

しかし、そろばんを習うことで、

・集中力

・記憶力

・ひらめき力

・情報処理能力

を付けることが出来ます。

どれも中学受験には必要な力なので、「そろばん」は中学受験にも役立つと言えますね。

中学受験!そろばん何級まで目指す?

そろばんには検定試験がありますね。これに挑戦するのが楽しくて、頑張っている子もいるのではないでしょうか。

中学受験を視野に入れて、そろばんを習うなら、何級までを目指すのがいいのでしょうか。

実際に、「いしど式そろばん教室」に問い合わせてみました。

中学受験をするために、そろばんを習うのなら上級と言われる「珠算3級」を目指すといいようです。

また、3桁×1桁、4桁÷1桁、2桁を10回たし算する力の付く「暗算3級」を目指すのも中学受験には有効です。

中学受験では、文章題も出てきますので、それを読み解き、どのように解いていくのかを探すのに時間がかかってしまいます。計算が早く正確にできれば、その時間を、文章を読み解く時間に使えるので、とても有利になりますよね。

中学受験!そろばんのやめどきはいつ?

中学受験を目指すのでしたら、4年生がそろばんのやめでどきです。

なぜなら、中学受験塾では4年生から本格的に受験のための勉強がはじまります。

塾でも宿題が出されますし、夏季講習や模試などもはじまります。

塾以外でも、家庭で苦手科目の勉強などを、しなくてはいけなくなります。そろばんは週に2、3回の教室もあるので、子どもの負担にならないようにすることが大切ですね。

もちろん、子どもが楽しく通っていてもっと続けたい、という場合もあります。

そのときには、そのまま様子を見ながら続けていってもいいと思います。5年生、6年生になって学習内容や、塾の日数がもっと増えた時に見直すこともいいですね。

こちらも「いしど式そろばん教室」の回答にあったのですが、

1年生で習い始めた場合、約10ヶ月後には検定試験9級に合格するのが平均で、このころには2桁+2桁の計算は、暗算で出来るようになっているそうです。

私の長女(新小4年)も中学受験を目指して勉強しているのですが、2桁+2桁の計算はひっ算でやっています。これが暗算で出来るようになるだけでも、すごいことですよね。

そろばんだけで、中学受験合格を目指すのはとても難しいことですので、受験勉強に遅れを取らないためにも、「4年生」がやめどきと言えますね。

そろばんと公文はどっちが中学受験に役に立つ?

「読み、書き、そろばん」と言われる「そろばん」と

東大生の3人に1人が通っていたとされる「公文」では、どちらが中学受験に役立つのかと迷っている方はたくさんいらっしゃいますよね。

公文そろばん戦争」という言葉があるくらい、比較される2つです。

結論から言うと

中学受験に役立つのは「そろばん」です。

そろばんは、実際に玉をはじいて計算をしますので、「数の感覚」が身に付きます。

この「数の感覚」というのが高学年になったときに、算数では重要になってくるのです。この感覚が育っていない子は、文章題が難しく感じるようになるそうです。

「そろばん」と「公文」のそれぞれの特徴と、中学受験に活かせるポイントをご紹介しますね。

そろばんの特徴

玉をはじいて計算することにより、数の感覚が身に付きます。計算も早く正確に出来るようになります。しかし、そろばんを習得するまでには、時間がかかります。

そろばんが中学受験で役立つポイント

  • 早く正確な計算力
  • 集中力
  • 情報処理能力
  • 聞く力・読む力
  • 注意深い観察力
  • ひらめき力

公文の特徴

スモールステップで、自学自習が出来るように設定されている教材を使うので、学習習慣が身に付きます。

計算問題に絞って教材が作られているので、図形や文章問題は、ほぼありません。子どもの学習のペースが早ければ、学年を超えて先に進んで行きます。教材をこなすことだけに一生懸命になると、問題の意味を考えず解いていくことが癖になる子もいます。

公文が中学受験で役立つポイント

  • 学習習慣が身に付く
  • 計算の基礎力
  • 自主性
  • 積極性
  • 挑戦する力

公文かそろばんか、どちらがいいのか解説している動画があるのでご紹介しますね。

【くもんvsそろばん】結局どっち?【中学受験】

4分36秒のところから「公文」「そろばん」のどっちがいいの?の結論を話されていますので

見てみてください。

もちろん、公文でも中学受験に役立つことはたくさんあります。公文に行っていて、文章題や図形問題が得意な子もいるでしょう。お友達が公文に行っていて一緒に通えたり、公文の教室の雰囲気がよくて楽しく通えるなら、そちらもいいですね。

中学受験を目指す時に、「公文」と「そろばん」を比べるなら、数の数量の感覚を育てられる「そろばん」の方が役立つ可能性が高いということですね。

中学受験にそろばんは役に立つのまとめ

中学受験で、そろばんは役に立つのかどうかをご紹介してきました。見出しの内容を、分かりやすく簡単にまとめました。

・そろばんでは「正確で早い計算力」「集中力」「記憶力」「ひらめき力」「情報処理能力」が身に付き、中学受験で役立ちます。

・「珠算3級」「暗算3級」を目指すと中学受験で役に立ちます。

・中学受験をする際のそろばんのやめどきは「4年生」です。中学受験塾では4年生から本格的な受験に向けての勉強が始まるからです。

・そろばんとくもんで中学受験に役立つのは「そろばん」です。数の感覚が身に付くので、高学年で学ぶ単元や、文章題に対応しやすい力が付きます。

早くて正確な計算力の付くそろばんは、中学受験でも役立ちます。お子さんの習っている様子を見ながら、次へのステップとなるような、そろばんの活用が出来るといいですね。

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