すっかり私たちの生活に欠かせないアイテムになった「スマホ」。
今や子育てにも欠かせない便利なツールになりつつあります。でも、小さな子どもにスマホを見せ続けることで、悪影響がないか心配になっている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、
- 子供・幼児のスマホ依存の影響は?
- 子供・幼児のスマホ依存の原因
- 子供・幼児のスマホ依存の対策
- スマホの代わりに楽しめるもの5選
について紹介していきます。
子供・幼児のスマホ依存の影響は?
子どもや幼児にスマホを使わせることの影響はまだわかっていませんが、脳や目の発達に影響があるのではないかと言われています。
スマホの普及率が「ガラケー」を上回ったのが2013年です。2021年現在、当然のことながらスマホが当たり前にある時代に乳幼児だった子はまだ大人になっていません。そのため、長期的な影響はまだわかっていないのです。
しかし、スマホは大人でも依存に陥りやすいもの。それを多感な子どもに見せ続けるのはやはり心配です。
はっきりした知見はまだ得られていないが、長時間視聴やブルーライトの影響による睡眠不足、小さいデジタル画面を見続けることによる視力低下の恐れがあることを親は自覚しましょう。
目の機能は12歳くらいまで発達します。小さい画面を見続けることで、視機能の発達に影響を及ぼすおそれもあります。
インターネット上には暴力的・性的なコンテンツがあふれています。
子ども向け動画のように見せかけて、実は暴力的・性的・下品な内容の動画を投稿する「エルサゲート」も話題になりました。
スマホに没頭するあまり、子どもがスマホの操作を覚えてしまうと、自分で動画を選んで再生することも出てくると思います。
うっかりそのようなコンテンツを目にしてしまうと、子どもの心が傷つき、トラウマになってしまうことも…。
子供・幼児のスマホ依存の原因
小さな子供が依存してしまう原因となるのは、主に「YouTube」をはじめとした動画サイトやゲームアプリです。
もう少し年齢が上(小学校高学年~)になるとTwitterやInstagram、LINEなどのSNSも依存の原因になりますが、低年齢の子ではつながる同世代がいませんので、動画や親が与えたゲームアプリがメインになってきます。
小さな子供が好きなアニメやゲームで気がそれて静かになってくれるので、外出先などで一時的におりこうさんにしていてほしいときや、親が忙しく面倒を見られないときに見せる方も多いと思います。
子供向けの知育アプリを適度に使えば、楽しみながら学ぶことができます。
もちろん、このようなものをたまに使うのは便利ですし、少しならばそれほど影響もありませんが、子どもが没頭しすぎるほど長時間与えてしまうのは問題です。
子供・幼児のスマホ依存の対策
子供・幼児のスマホ依存の対策をご紹介します。
時間を決める
長時間だらだらと遊んでしまうことがないように、使わせるときは時間を決めるようにしましょう。
小さい子では「〇分」など、数字での指示はわかりにくいです。また、没頭しているのに途中でやめさせられるのは子どもも嫌がります。
動画を見始める前から「時計の長い針がここに来るまでね」「〇〇駅につくまでだよ」のように、子どもにもわかりやすい表現で終わりの時間を教えてあげましょう。
それでもどうしてもお約束を守れない場合は、YouTubeの視聴時間の制限を設定する方法もあります。
親ができるだけスマホを使いすぎないようにする
子どもは親の真似をしたがるもの。
「親がやっている=魅力的、楽しい」と子どもの目にはうつります。
一口にスマホといっても遊びだけではなく、病院の予約や晩ご飯のレシピ、家族との大切な連絡、育児情報の検索など、大人のやることはたくさんあります。
それでも、できるだけ子どもの前ではスマホをいじる時間を短くしましょう。
きちんと画面の前に座って見るように約束する
ごろごろと横になって見るのは目の機能の発達上よくありません。
いつまでもだらだらと過ごしてしまい、やめずらくなります。かならずしっかりと座り、まっすぐ画面を見るようにお約束しましょう。
スマホの代わりに楽しめるもの5選
「出先で子どもを飽きさせないようにしたい」「ぐずっているときに気をそらしたい」というシチュエーションで、必ず携帯しているスマホはとても便利。
でも、それに頼りきるのは心配…という方に、おすすめのおもちゃをご紹介します!
絵本
基本的ですが、親子での会話のきっかけにはやっぱり絵本がおすすめです!
YouTubeの動画やテレビもいいですが、大好きなママやパパの声でお話を読んでもらえるのは、子どもにとってとてもうれしいことです。
絵本の絵を見ながら、たくさんお話をしてあげましょう。
シールブック
外出先にも簡単に持ち運べて、子どもが没頭してくれるのがシールブックです。
カラフルなシールをペタペタ貼ったりはがしたり…というのは子どもたちにとっては非常に魅力的な遊び。
「ちょっと静かにしていてほしい!」というときにオススメです!100円ショップでも購入できますよ。
折り紙
こちらも軽くてどこにでも持ち運びが簡単な万能アイテム。
ママやパパが「紙風船」などをちょっと折ってあげれば、あっという間におもちゃに早変わり。
簡単な折り方を一緒に折ってみるのもよし、ペンもあればお絵かきもできちゃいます!
DVD
家の中で遊ばせたいときや、少し気を紛らわせたいときにスマホの代わりにおすすめです。
スマホよりも大きなテレビ画面で見ることで、目への負担を少し減らせます。
部屋の明るさや視聴時間、画面からの距離などは十分気を付けてあげてくださいね。
お絵描きボード
こちらも持ち歩きも、おうち遊びもできてとても便利!
100円ショップでも購入できます。書いて・消してが簡単にできるうえに、身の回りを汚すこともなく安心です。
まとめ
子供・幼児のスマホ依存についてご紹介しました。
- 子供・幼児のスマホ依存による影響はまだわかっていないが、脳や目の発達に影響がある可能性!
- 子供・幼児のスマホ依存の原因は動画サイトやゲームアプリが多い!
- 子供・幼児のスマホ依存の対策は「時間を決める」「親がスマホを使いすぎないようにする」「きちんと画面の前に座って見るように約束する」!
- スマホの代わりに楽しめるものは「絵本」「シールブック」「折り紙」「DVD」「お絵描きボード」!
#スマホ育児
→批判的な意見を見聞きする。
でも、うちには必須アイテムだ。
スマホやタブレットでYoutubeを見る。その間に料理したり、用事を済ます。行動切替の時にもYoutubeのアニメなら誘導できる。— マムパパ@かいごイクジイ主夫 (@mamupapa2) March 10, 2020
スマホは現代の生活にはもはや欠かせないもの。
将来的に、子どもたちもデジタル機器と付き合っていかざるをえないでしょう。
やらせすぎは依存につながりますが、適度な距離感をもってスマホを活用することは、親子どちらにとってもメリットがあります。
スマホ依存を防ぐには、たとえ小さい子だとしても、親子でしっかりルールを決めて活用していくこと・スマホだけに頼りきらないことが大切です!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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